原料原産地:米綿ミックス
紡績国:ベトナム
編立:日本
染色:日本
裁断・縫製:日本(大阪府泉大津市 南出メリヤス株式会社)

Cutting & Sewing: Japan
Dyeing and Finishing: Japan
Weaving: Japan
Spinning: Vietnam
Raw Material:Mixed American Cotton

由来はフランス語

デラヴェジャージの名前の由来はDérive(洗いざらされた)という意味のフランス語に由来します。
その名の通り少しざらつきのある風合いです。
しかしその雰囲気を残しながらキレイ目にも合わせられるしっかりとしたハリコシ感がデラヴェジャージの魅力です。

user's voice

「コットン生地で張りがあり、かと言って堅くはなく、カットソーなのにオシャレ度が高い、着回しが効きそうな1枚です。」

(40代女性)

日本の職人技の結晶

秘訣は生地を編む際編み目を限りなく小さく編むこと(度詰めにすること)にあります。
度目は大きいと生地が柔らかくなり、小さいと詰まったしっかりとした生地になります。
度目は小さすぎると編むことが出来ず限界を見極めるには高度な技術を必要とし、
日本でも限られた工場でしかデラヴェジャージを編むことはできません。

またそのために大切なことが糸選びです。
デラヴェジャージにはMVS糸(村田ヴォルテックススピナー)と呼ばれる村田機械株式会社が開発した精紡機で作られた特別な糸が使用されています。
MVSは特殊な製法により毛羽立ちが少なくピリングしづらい上に強度が高く度詰めに編んでも切れにくい特性を持っています。
しかし強度のあるMVSを使用してもゆっくりと編み立てる必要があるため一日に編める長さが限られている貴重な素材です。

編み目の美しさに出る違い

デラヴェジャージはよくバスク生地と比較されることがありますが、その違いは編み目の美しさにあります。
比べていただくと、デラヴェジャージは糸が細くしっかりと目が詰まっていることが確認いただけます。
そうすることで洗濯後の生地の縮みや、毛羽立ちが他と比べて少なく、美しい状態で長く着用いただくことができます。

    
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